こんにちは
築城(つゆき)明美 です。
東京に居座り続けてはいるものの、よそ者の感がぬぐえませんな。
まあ、定住者ということではないので...当たり前かぁ。
今回のお題、「異邦人」は、気持ちとしては
ストレンジャー(Stranger)のつもりです。
ところが、ストレンジャーってのは、直訳だと「見知らぬ人」。
アジワイっちゅうもんがない言い方やネェ。
で、私の頭の中には
♪あなたに〜とって私、ただの通りすがり〜、
チョッと振り向いてみただけの〜異邦人♪
と久保田早紀のかすれた高い声が聞こえてくるわけですわ。
(ZARDも去年カバーしましたが、
やっぱり久保田早紀が聞こえてくる)
だけど!、「異邦人」を直訳すると、エイリアン(alien)だ!
な、な、なんだかな〜。
たしかに、10代まで、どこに行っても
このヘナチョコぶりを、「宇宙人だ!」という人は多かったな。
そういえば、つい2,3日前、
高2の娘“じゃりんこチエ”にも「未確認生命体」と言われた...
なんでだよ〜うぉ〜うぉ〜ぅ
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
さて、宇宙人でも何でも、
遊びで東京にとどまっているわけではないので(一応、仕事!)
それなりに、悩んだり煮詰まったりすることはあるのさッ。
仕事で行き詰った時、じゃりんこチエと話していると
大抵の場合、解決策がひらめいてくるのですね。
ある日の夜、銀座から日比谷まで歩いて、
日比谷のとあるビル前の花壇の脇に腰掛けて、
じゃりんこチエと長電話しておりました。
目の前の通りはどちらかと言うと車より人が通るような感じの
幅が10数メートルの、小じゃれた道です。
ふと気がつくと、道を挟んだ向かい側の歩道に
やたらと人がいる。それも女性ばかり。
しばらくすると、通りに向かって座っている私の後ろにも
なにやら女性ばかりの行列が出来ている。
チケットの発売でもあるのかな?
夜からこんなに並ぶんだ〜 へ〜ぇ。
で、そのまま無視して、仕事のことなど、
わりと深刻な話をし続けておりました。
眉間にしわをよせて、う〜んなんて唸りながら...
ふつう、そういう行列はぺチャぺチャしゃべってうるさいものですが、
どういうわけか、やたら静かなんですね、これが。
静かというより、お行儀がいいのです。
またしばらくすると、その行列は、
行儀良く私の両サイドに一列に並びました。
はぁっ??
つまり、行列の途中に1.5m四方の花壇があるので、
行列はそこで分断されているということですね。
その花壇に腰掛けて私は仕事の電話をしているわけです。
そういう場合、私は列の途中に割り込んだようになっているわけで、
「ちょっと、あなた、邪魔!」とか何とか言われそうなのに
何にもなくて、行列はそのまま座り込んでしまいました。
えっ? なに? 私はこのままでいいの?
お行儀のいい行列は、私のことなど全く見えないかのように
静かに時が過ぎるのを待っているのです。
えっ? もしかして、私は透明人間になった?
花壇の花だと思われてるのか?
もうこの辺まで来ると、"変"を通り越して、不気味ですな!
彼女たちは、座り込むといっても、
おしりで座っているわけではないので、いわゆる中腰です。
時々、一斉に立ち上がったり、また中腰になったりと、
とても礼儀正しく、静かに行列を作っているのでした。
良く見ると手に手に、またまた小じゃれた紙袋を持っている。
これは、プレゼントか?
あっ、芸能人が通るのを待ってるんだ!!!
だれ?だれ? ケビン・コスナー? なわけないよなぁ
村上弘明?(実はファンです。へへへ)
行列の先を見ると「スカラ座」の文字。
はは〜ん。舞台がはねた後のスターを待っているのね。
じゃ、出て来たらキャーキャー大騒ぎになっちゃうってことか…
電話をしながら、チラチラと川上の方を見ていたんですなぁ
きらびやかな桃が"どんぶらこ、どんぶらこ"と流れてくるのを。
はたして、気づかぬうちに私の前に背の高い女性が立ち止まり、
花壇で分断された先頭の女性、つまり私の横の人となにやら話している。
帽子を目深にかぶってはいるけど、顔が小さい!細い!足が長い!
そして、プレゼントを受け取り、あたりのみんなに微笑み掛けている。
私にもさよならと、微笑みかけ、さよならと手を振っている!!!
私までつられて、電話しながら頭を下げてしまった...
(も、もしかして、今のがスター? ☆。・゜)
来たのがわからないジャン。
キャーぐらい言ってよ。みんな!おとなしいよ!
その後も、数分おきに
そういう人たちが通るたびに同じ反応が起きる。
で、で、で、もしやと思って、よ〜く見ると、
「スカラ座」と一緒に「東京宝塚劇場」と書いてある。
ヅカファンの人たちだったのね。
宝塚は団員のしつけも厳しいと聞いていたけれど、
一糸乱れぬ行儀のよさは、
ファンの間にも根付いているというのがわかりました。
全くの偶然でそういう場面に遭遇しましたが、
そういうところに行けないヅカファンの皆様が知ったら
頭(ズ)が高い!
と叱られそうなところに居たんでしょうか?
最前列で、手を差し出されたにもかかわらず、
は? なに?ッて感じで、
握手も求めずに電話していた私って...
これぞまさしく、豚に真珠、ネコに小判。
☆。・゜ ☆。・゜ ☆。・゜
子供の頃は、大分でも宝塚の公演がよくありました。
私は何度か見に行ったことがあります。
ファンだったというわけでもなく、
“券をもらったから見に連れて行ってあげる”
程度の軽いノリで、親に連れられて行ってました。
牛に引かれて善光寺参りみたいだ...
宝塚も「ベルサイユのバラ」以後は人気沸騰で
大分にもなかなか来なくなりました。
で、宝塚ファンとになった人たちに聞くと、
テレビとかでファンになったと言うより、
あの舞台を実際見ると、もう、それで酔ってしまうそうですね。
(私は何度も見たが、酔わなかったぞ)
その謎が、ほんの数日前に解けました。
(酔ってしまう方の謎で、私のことではないです ハヘッ)
なぞなぞ なぞなぞ なぞなぞ なぞなぞ
こちらで生活するようになって、テレビを見なくなりました。
替わりに、インターネットの無料動画やネットラジオ番組を
あちこち探して視聴しているんです。
そうやって聞くことの出来る番組のひとつに、
文化放送の「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」があります。
前の週の、月曜から金曜までの放送を
まとめて聞くことが出来ます。
その中の話で、非常に興味深かったのが、舞台の観客の話。
この中で、武田さんは先輩俳優に聞いたこととして、話しています。
○○ ラジオ ○○ ○○ ラジオ ○○
舞台は、広くて色んな登場人物があちこちで動いています。
主役を際立たせるように
スポットライトは当たっていますが、映画とは違うそうです。
映画の場合は、作り手がカット割りをして物語が展開していく。
でも、舞台の場合は、
お客さんが自分でカット割りをするというのです。
うまい俳優は、「私を見て!」という芝居をする(らしいです)。
すると、見た瞬間、お客は見たいものはアップでみる。(ほほぉ!)
飽きてくると、引いて見る。
(脳がそういうことをしているらしいです)
お客は舞台を見ながら自分でストーリーを選んでいる。
でっかい舞台で、どこ見ていいか、わからないというとき、
舞台の端っこでチョコッと動いていると、
目の端で「何か動いたな」と脳が記憶して、
もう一回見たいと思うようになる。(リピーターってやつ?)
目に引っかかったあの人は何してた?と気になり、
もう一回、自分で別のカット割りをしたくなる(そうです)。
だから、演劇界では「止まるな!みんな動こうぜ」というらしい。
(ラジオの聞きかじりですので...)
だから、お客さんがすごく贅沢に感じるのは、
視覚のぎりぎりまで物語が進行して、
脳が「どこ見ていいかわかんない!」と言った時が
喜びの声になって贅沢な気分になる。(といってました)
まさに、宝塚は舞台いっぱいに、これでもかぁーーーッ
という具合に華やかさに溢れていますよね。
舞台の名優と演出家って、そのメリハリをコントロール出来る人。
(だそうです。 あくまでも聞いた話ですので...)
なんだか、ウンチク王みたいになってきた。
では、次回は、いよいよ
優雅な都会での生活を話題にしましょう。
ホ〜〜〜ホッホッホ では
▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽ 予告 ▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽
子供の頃の夢が叶うというのは、
あまりないことかもしれませんね。
プロ野球選手になりたい、バレリーナになりたい...
といってた人は、
それぞれフツーのサラリーマンや主婦になってる。
バルタン星人になりたいとか、
ひみつのアッ子ちゃんのコンパクトが欲しい
なんていうのは、とりあえず、
おもちゃ売り場でごまかされた人も多いでしょう。
私は、この東京の生活で、
子供の頃の夢をめでたく叶える事が出来ちゃったのです。
私の最初の夢は 凸凹凸凹 でした!
え゛〜っ、それが夢かい!
そんなことが夢やったんかい!
ハイ! そーデース。
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お楽しみに。
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